About YMO


YMO BANDO SCORE

YMOとは
1978年に結成されたテクノバンド。メンバーはリーダーの細野晴臣,坂本龍一,高橋ユキヒロの3人構成。東風などの名曲が含まれたファーストアルバム,Yellow Magic Orchestraでデビュー。


YMO ライデーン

YMO/RYDEEN Analog EP

ライディーンとは

YMOのセカンドアルバム,ソリッド・ステイト・サヴァイバーに収録されていたシングルカット曲。刺激的な電子音の主旋律が大ヒットし,YMOがさらに有名になった。当時はまだアナログレコードで,EPの裏面には,コスミック・サーフィンのLIVE Versionが収められている。武士のようなCGが描かれたジャケットだった。

YMO 演奏メンバーについて(細野晴臣)

リーダーの細野晴臣は日本のロック音楽シーンのさきがけ,はっぴぃえんどに属していた。YMO在籍中,多くの歌謡曲の作曲やアレンジをてがけ,当時のアイドルブームを後押した。民族音楽など,特殊な音楽分野にも造詣が深い。祖父は沈没したタイタニック号の生存者である。

YMO 演奏メンバーについて(坂本龍一)

東京芸術大学作曲家を卒業後,大学院に進み,電子音楽の分野で頭角を現す。YMO結成後,戦場のメリークリスマスで主役兼音楽を担当し,映画音楽の分野にも進出。ラストエンペラーで映画界最高峰のアカデミー賞オリジナル作曲賞を受賞。1990年にNYに移住し,世界的にソロ活動を展開。最近はエコ活動にも積極的である。

YMO 演奏メンバーについて(高橋ユキヒロ)

サディステック・ミカ・バンドでドラマーとして有名になる。その一環でロンドン公演も経験している。YMOでもドラムを担当し,そのスカッシュの効いた正確なリズムキープは,打ち込みに生ドラムをシンクロさせた草分である。YMO後は,ポップシンガー的なソロアルバムを多くリリースし,ボーカリスト色を出している。

YMOとライブ

YMOはもともとコンピューターを駆使したテクノバンドの草分けだが,その活動はインドアのレコーディングにとどまらず,ライブ活動は世界的に行われた。ヨーロッパ,アメリカを中心に2回のワールドツアーを敢行し,ライブ色の強い一面も見せている。完全にコンピューターに同期させるため,メンバー各自がヘッドフォンでテンポ信号音を聞きながら演奏していたが,グルーヴ感は十分にあり,無機質な感じがしない秀逸な演奏が聞ける。レア音源は「ONE MORE YMO」という高橋ユキヒロがプロデュースしたライブアルバムにたくさん納められている。

ライディーン 試聴

以下のページからYou Tubeを通して試聴できます。70年代のライブ映像を交えたなつかしいYMOを試聴できます。

YMO-Rydeen←70年代ライブ画像リンク

YMOその他

結成30年がたってもメンバーそれぞれは,第一線で活躍しており,2008年6月には東京の夢の島でHASYMOとして演奏している。彼らの現役時代の映像や音源はマニアの間で垂涎のものとなっており,最近では,1978年のライディーンをリメイクしたCDの発表や,リバイバルCD,ライブDVDが相次いで発売されており,現役当時を知らない世代もYMOの素晴らしさをデジタルで楽しめるようになっている。バンドスコア・ピアノ楽譜なども多数出版されている。