屋久島を旅行するには
屋久島を観光するなら最低2泊3日は必要。タクシーやレンタカーを借りれれば能率よく回れますが,路線バスだけで回るとなるとかなり旅行範囲が限定されてしまいます。
白谷雲水峡
この渓谷は高さ800mの地点にる,ヤクスギやコケ類などを観察できる,太古からある原生林です。トレッキングなどを行える施設として,34年前に自然休養林に指定されました。
自然休養林では弥生杉コース(一時間),楠川コース(100分),原生林コース(三時間)などのコースを楽しむことが出来ます。この林は地床植物であるジダやコケが群生していて,「もののけ姫」のモチーフにもなったところです。
公園の出入り口近くの白谷川の渓流や巨石は見ごたえがあります。白谷雲泉峡は,屋久島最高峰の宮之浦岳への道が通っていて,途中には辻峠,ウィルソン株,大王杉,縄文杉を経て山頂に行くことが出来ます。
屋久島観光モデルケース
1日目:屋久島空港着→ヤクスギランド→屋久杉自然館→ホテル
2日目:朝早く出て縄文杉トレッキングへ。標高1280メートル。
3日目:大川の滝,屋久島の温泉に入って午後の飛行機で帰途へ。
屋久島へのアクセス
■飛行機利用
屋久島行きの航空路は今のところ鹿児島空港からのみで座席数が限られています。日本エアコミューターが9000円前後で運行していて40分ほどで着きます。ツアー利用のほうが個人で航空券を取るよりも割安です。
■船舶利用
鹿児島本港北埠頭からトッピーという高速客船が運行しています。価格は7000円前後で2時間半ぐらいで到着します。一日4便あります。フェリーは5000円ぐらいで,別料金で車も乗せられます。鹿児島から約4時間です。
屋久島でのレンタカー利用
軽自動車のレンタカー相場は1日5000前後。ツアーのオプション料金もあまり変わりありません。事前に予約しておけば空港まで送迎に来てくれて便利です。島についてからレンタカーが全部貸し出し中だとどうにもならないので,ツアーのオプションでも予約しておきましょう。

屋久島の気候
年間平均気温は20℃の亜熱帯です。8月は30℃の平均気温ですが,海岸部は湿度が低く,東京より過ごしやすいところです。冬は10℃を下回るときもあり,防寒対策が必要になります。また雨も多いため,レインコートや帽子は必需品です。屋久島のホテル・宿ガイド
・送陽邸 9室 1泊2食1万2000円から。
・ロッジ八重岳山荘 5室 1泊2食7000円から。
・シーサイドホテル屋久島 77室 1泊2食1万2000円から。
・屋久島いわさきホテル 125室 1泊2食1万6000円から。
・屋久島グリーンホテル 42室 1泊2食1万円から。