デジタルレコーダー情報

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【送料無料】ソニーリニアPCMレコーダー【4GB】
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PCM-D50

SONY PCM-D50



リニアPCMレコーダーとは

今までのICレコーダーで主流だったMP3圧縮方式ではなく,未圧縮の高音質デジタル録音が可能な小型ハイファイ録音機。ここにきてメモリー価格が安くなってきたため,新製品リリースが相次いでいます。

リニアPCMレコーダーの利点

今までのICレコーダーは,会議の音声メモ用などのため,音質は二の次になっていました。しかしPCMレコーダーは,原音を忠実にデジタル録音するため,一昔前までは20万円以上もした録音機材並みの高音質で録音できます。楽器の生演奏はもちろんのこと,鳥の鳴き声,波の音などを忠実に記録できます。またコンサートホール内の残響音など,間接音もその広い帯域を利用して正確に記録できます。


詳細なスペック

PCMとは,パルス・コード・モジュレーションの略で,これはアナログ音をデジタル化する変換機能のことです。CDのマスターに利用されているような高い技術で,ほとんど劣化のない録音を可能にしています。リニアPCMレコーダーの普及により,このテクノロジーを一般ユーザーも手にすることが出来るようになりました。しかし,未圧縮録音のため,2GBならMP3で14時間ほど録音できたのに対し,リニアPCMレコーダーは1/15にあたる約1時間しか録音できません。今後のさらなる大容量化が期待されています。

リニアPCMレコーダーの録音レビュー

基本的に内部マイクを使用していますが,メモリー価格下落により,マイクに各メーカーはお金をかけられるようになりました。そのため,内臓マイクとは思えないような音質を可能にしています。高いダイナミックレンジを持つマイクは非常に小さい音から,強い音までひずみなく拾うため,奥行きと広がりを感じる立体感のある音を録ることが出来ます。また今までの録音メディアはMDにしろ,DATにしろ,必ず回転駆動するためにモーターノイズを拾ってしまうのですが,物理メモリーであればそのような必要もなく,大変静かな環境で録音できるメリットもあります。

デジタル録音の系譜

以前はカセットテープでの生録が主流でしたが,80年代に入ってから生音を録る需要が減ったのか,ハイエンドユーザー向けの製品は影をひそめていました。このような時期,プロはソニーのDATデッキを持って世界各地から音を集めるなどしていた訳ですが,今回登場したリニアPCMレコーダーにより,メモリーにハイファイステレオ録音がマイク経由で出来ることになり,今後はこれが主流になると思われています。

各メーカーの製品

■ソニー PCM-D50 4GB およそ59,000円
■オリンパス LS-10 2GB およそ49,800円
■ケンウッド MGR-A7-B 2GB およそ29,500円
■サンヨー ICR-PS390RM 8GB およそ32,000円
■ローランド R-09HR SDメモリ およそ39,800円