鳥海山登山

鳥海山とは

東北第二位の標高2236mにおよぶ秋田と山形にかかる美しい日本百名山の一つ。山頂までに鳥海湖などの池や湖,様々な植物,緑のじゅうたんを広げたような丘陵など,見るものを魅了する山です。紅葉や初冠雪の時期は特に美しい山です。初冠雪は例年10月10日ごろで,11月に入ると本格的に雪が降り始めます。鳥海山登山ガイドのHPで確認できます。

鳥海山
7月の鳥海山

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鳥海山の山小屋
山頂の山小屋


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鳥海山基本情報

日本海からわずか15kmのところからそびえ立つ鳥海山は,周辺に山がないことから周囲を圧倒する雄姿をみせる山です。噴火による稜線は南北に広く伸び,山形から秋田の県境にかけて海岸線の道路からよく見ることが出来ます。急な傾斜が少ない山のため,比較的登山がしやすい山として有名です。山頂の山小屋に泊まると,日の出の時間帯に影鳥海という,雲に鳥海山の影が映る珍しい現象を見ることが出来ます。通常は山の中腹まで鳥海山ブルーラインで登り,鉾立にある駐車場から登ります。


鳥海山の天気

次のページで変わりやすい山の天気が分かります。→鳥海山天気情報

鳥海山登山ルート

象潟口 鉾立駐車場→賽の河原→御浜小屋→七五三掛→山頂
吹浦口 大平→清水大社→御浜小屋→七五三掛→山頂
百宅口 大清水→タッチラ坂→唐獅子平→七高山→山頂
八島口 祓川→賽の河原→御田→七ツ釜→氷の薬師→山頂

鳥海山のみどころ

様々な植物を見ることが出来ます。特に高山植物の鑑賞に適した山で,ニッコウキスゲ,イワギキョウ,ホソバイワベンケイ,シラタマノキ,ハクサンイチゲなど何種類もの花々に出会うことができます。お花畑という山の中腹にある平原では,たくさんの花に会うことができるので,写真家にも人気の場所です。ふもとの紅葉も見事で,ライブカメラで鑑賞できます。


鳥海山の花々

鳥海山周辺のエリアガイド

旧象潟町が近くにあり,松尾芭蕉も俳句を詠んだ,水田の中に島が点在するような九十九島・八十八潟を見ることが出来ます。近くに温泉も多く,国道4号線沿いにたくさんの日帰り温泉施設があります。山側のにかほ高原には牧場があり,ジャージー牛によるミルクやソフトクリームが人気です。また大手電機メーカーTDKの創業者の出身地であることから,TDKの工場に関係した博物館や未来館といった文化的施設も多くあり,最先端企業のハイテク情報を知ることも出来ます。