奄美大島関連書籍


奄美大島とは
離島の中では佐渡に次ぐ大きさを持つ奄美大島。北部にはきれいなサンゴ礁の海が観光客の目を楽しませてくれます。中部から南部にかけては,天然記念物が生息する原生林が広がっている自然豊かな島です。

奄美大島観光
奄美大島のサンゴ礁

奄美大島観光物産協会


おでかけランキング
九州地方のおでかけ情報



奄美大島観光の基本
奄美空港は島の北部にあるため,南部までめぐる場合は3泊4日は必要です。リゾートホテルを個人で予約すると割高になるので,フリーの多いツアーを利用すれば,ホテルや観光オプションなども選べてお得です。個人で回るにはレンタカー利用がおすすめ。空港近くと奄美市内に多くあります。相場は4000円から7000円ぐらいです。

奄美大島 北部

あやまる岬
奄美空港から車で10分ほどのところにある美しいビーチ。引き潮のときにはエメラルドグリーンのサンゴ礁が広がります。「あやまる」という名の語源は,岬が丸い丘になっていて,あやで織った毬(まり)に似ていたことに由来しています。

あやまる岬

奄美パーク
奄美空港からバスで5分の距離にある観光文化施設。奄美の自然や歴史,方言や文化などを一同に集めた見ごたえのある施設です。昭和30年代の島の暮らしを再現した空間や,名物である鶏飯と豚骨を利用した郷土料理を提供しているグルメ向けレストランもあります。

奄美市内
奄美大島最大の都市。フェリーが到着する海の玄関,名瀬港がある交通の要所です。市町村合併で,名瀬市から奄美市に名称が変わりました。この市の中心部は,ホテルや旅館など,宿泊施設が集中する人口の最も多いエリアです。旅行者向けのお土産物店や飲食店も多く,毎年たくさんの観光客が訪れています。

大浜海浜公園
奄美市からほど近い海に面した自然公園。日本の渚百選にもなっている観光地です。夏は,海水浴やサーフィン,ダイビングなどのマリンスポーツで賑わい,亜熱帯の植物が多数見られるツアーにもよく入っている自然公園です。


奄美大島 中部

奄美野生生物保護センター
奄美大島に保護されながら生息する,希少な天然記念物を紹介しています。絶滅危惧種として特別天然記念物に指定されているアマミノクロウサギをはじめ,ルリカケス,アカヒゲ,アマミヤマシギなど,天然記念物に指定されている鳥類の生態などを知ることができます。

マングローブパーク
観光ツアーによく組み込まれている人気スポット。展望台からは,みごとなマングローブの原生林を望むことができます。蛇行した川をくだるカヌーツアーも開催していて,亜熱帯のアウトドアな雰囲気を楽しめます。

マングローブパーク


奄美大島 南部

大島海峡
奄美大島と加計呂麻島の間にある海峡で,島内屈指の観光地として旅行者が多く訪れます。入り組んだサンゴ礁の入り江には,ダイビングスポットも多く,美しい奄美の海を堪能できます。ダイビングまでしない人も,船体下部が海中に面している観光船で,大島海峡の熱帯魚を楽しめます。魚影が濃い釣りのメッカとしても知られています。

加計呂麻島
大島から「フェリーかけろま」で20分程で渡れるツアーにも大人気の島。スリ浜と呼ばれるビーチは,一面にマリンブルーの海が広がり,サーフィンやダイビング,ジェットスキーなどのマリンスポーツを満喫できます。手付かずの海が残る気候のよい奄美諸島の観光地です。


奄美大島観光地図

奄美大島の地図

奄美大島の皆既日食

2009年7月22日午前11時前から,奄美大島北部で皆既日食がありました。皆既日食とは,太陽と地球の間に月が完全に入り込み,日中でも夜のように暗くなる現象のことです。46年に一度の大イベントとして,奄美大島北部に多くの人が訪れましたが,当日は残念ながら雨で日食は観察はできませんでした。

奄美大島のホテル・宿泊情報

観光客は,たいていの場合,ツアーにパッケージされているリゾートホテルが選べるようになっています。その中でも人気なのは,北部の「ばしゃ山村」総合リゾートや,島内随一のサーフポイントである手広海岸にあるペンション「グリーンヒル」が有名です。リーズナブルに行くなら,奄美市内の民宿,たつや旅館は,素泊まり2500円で朝食付きです。


奄美大島へのアクセス

東京と大阪からJALの直行便が飛んでいます。他の空港からはすべて鹿児島空港経由となります。鹿児島からの飛行機はプロペラ機のことも多く,離島感覚を味わえます。

船でのアクセスは,鹿児島からフェリーで約11時間かかります。東京・有明からは,鹿児島経由になり,36時間かかります。大型のフェリーは車ごと乗ることが可能で,のんびりと船内で過ごしながら安く行くことが出来ます。